なないろメソッド

 

バイオリンに特化した独自の手のメソッド

私自身が手の動きにコンプレックスを持っていました。ピアニスト向けの手のトレーニング法を学び、それをバイオリン向けに独自に改良しました。

 

非常に簡単な指遊び(楽器不要)

非常にシンプルな指遊びです。3歳の生徒さんでも取り組んでいます。楽器不要で、スキマ時間に1日3分~10分で十分です。

 

的確なアプローチ

一般的なレッスンでは、どんな課題も「楽器を持って」、「音楽的アプローチ」とともに対処します。「このフレーズはミの音に向かっていく感じで、だんだん弓の圧力をかけて、左指も少しずつ強く押しましょう」といった感じです。

この場合生徒さんは、左右の手、腕、肩、楽譜を読む目、そしてフレーズを考える脳を駆使した非常に複雑な動きで対処しなければなりません。そのため「そもそも弓を動かすだけで必死」「左指がそんな器用に動かない」方には非常に苦痛で、効果の低い練習になり、いわゆる「言ってる意味はわかるけどできない」練習になります。

そこに手のレッスンを加えるとこうなります。
「弓の圧力をかけるには中指の柔軟性が足りないので〇〇の指の運動を10回しましょう。さらに左薬指を強く押すには指の独立性が足りないので〇〇を5回しましょう」

このように、もう一段階分解することで、問題の核心に直接的に対処し、大きな効果を出します。お子様には理由の説明を省き、単純な指遊びとして取り組んでもらいます。

 

「向き」「不向き」がない

本来は、ひとりひとり手の性質が違うため、いわゆるバイオリンに「向いている」「向いていない」手があります。ただこのシンプルな指の運動は10本の指(特に親指以外)の全ての関節と腱に対して、アプローチするので、手の癖がなくなり、皆さん一様に自然と楽器を持ち、「音を出す」というハードルをクリアできます。

 

すぐに効果を実感

手のレッスンは、生徒さんの技術的問題の核心部にダイレクトに対処するため、すぐに効果を実感できます。早ければ初回レッスン時から、少なくとも2か月もすれば効果を実感するはずです。半年もすれば音に自分の気持ちを乗せれる感覚になるはずです。